アップサイクル
毎日、大量に生み出され続けている廃棄物。
平成29年度のごみ総排出量は4,289万トン(東京ドーム約115杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は920グラムです。
(出典:環境省ホームページ)
この廃棄物を少しでも減らすことができればと思い、『教育×クリエイティブ』でアップサイクルする活動を行っています。
「アップサイクル」とは、廃棄物や使わなくなったモノを、形質は変えずに素材として利用したり、元のモノの特徴を生かしてより良いものにつくり変えることで付加価値を高めようとすることです。
廃棄物をネガティブなモノではなく、ポジティブなモノとして循環させる、見直すきっかけ作りを行っています。
たとえば、廃材を利用したアートワークや、そのきっかけをつくる社会的活動や取り組み(Creative Reuse(クリエイティブリユース))によって、廃材を提供してくれる企業と、それを創作活動に使用するクリエイターや教育機関、福祉施設などをつなぐことで、廃材を軸とした教育の循環を生み出します。
廃材にも、この世に生まれてから捨てられるまのストーリーがあります。
そのストーリーを、アップサイクルによって次のストーリーへと繋げていく。
私たちは、「自己実現と循環』の構築という理念に基づき、廃棄物を価値あるものとしてめぐりめぐらせていきます。
ちなみに、一般的に「リサイクル」とは、モノを物質レベルで変形させて再資源化することです。
そして、モノの形を変えずにそのまま再使用するのが「リユース」です。
私たちと一緒に、「身近なサスティナブル・デザイン」を楽しみましょう!